続 手紙
06 宛先き、年月日、未詳(推定、慶応元年秋、坂本乙女あて)
坂本 竜馬
西町蔵母ハいかゞ、
定
(
(さだめし)
)
きづかいなるべし。然レバ蔵ハ此頃相不
レ
変一軍
(四百人計)
の参謀となり、戦場ニも鞭をとり、馬上ニて見廻りなど仕候。事なき時ハ自ら好て軍艦ニ乗組候て稽古致し候。勢盛なる事ニて候。先日もはからずあい申候て色
大はなし致し候。むかし西町のさハぎなどたがいニ申、実ニおもしろし。かの方へ御申し。
かしこ。
出典:青空文庫(
https://www.aozora.gr.jp/cards/000908/files/52132_41440.html
)
青空文庫の奥付
底本:「龍馬の手紙」宮地佐一郎、講談社学術文庫、講談社
2003(平成15)年12月10日第1刷発行
2008(平成20)年9月19日第7刷発行
※底本手紙写真のキャプションに、(高知県立歴史民俗資料館蔵)とあります。
※丸括弧付きの語句は、底本編集時に付け加えられたものです。
※直筆の手紙の折り返しに合わせた改行は、省いて入力しました。
入力:Yanajin33
校正:Hanren
2010年11月11日作成
青空文庫作成ファイル:
このファイルは、インターネットの図書館、
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