底本:「鏡花全集 巻十四」岩波書店
1942(昭和17)年3月10日第1刷発行
1987(昭和62)年10月2日第3刷発行
初出:「太陽」
1912(大正元)年11月号
※底本は、物を数える際や地名などに用いる「ヶ」(区点番号5-86)を、大振りにつくっています。
※「若い」と「少い」、「婦人」と「婦」と「女」、「裡」と「内」、「彳んだ」と「佇む」、「亦」と「又」、「取り留め」と「取留め」、「同一」と「同じ」、「年」と「年紀」、「相手」と「對手」、「云ふ」と「言ふ」、「少時」と「少須」と「多日」、「母さん」と「お母さん」、「内」と「家」、「矢張り」と「矢張」、「電」と「電光」、「虚空」と「空」、「言」と「言葉」、「兩個」と「二人」、「幽か」と「微」、「面影」と「俤」、「覘く」と「覗いた」、「留め」と「止め」、「見た」と「視て」、「處」と「所」、「懷中」と「懷」、「蒼」と「青」、「降り」と「下り」、「壇」と「段」、「確」と「確か」、「思ひ」と「思」、「大きな」と「大な」の混在は、底本通りです。
※「入つて」に対するルビの「い」と「はひ」、「皆」に対するルビの「みんな」と「みな」、「圓髷」に対するルビの「まげ」と「まるまげ」、「時々」に対するルビの「より/\」と「とき/″\」、「瞬き」に対するルビの「まばた」と「またゝ」、「燈火」に対するルビの「ともしび」と「みあかし」、「咳」に対するルビの「せきばらひ」と「しはぶき」、「誰」に対するルビの「だれ」と「たれ」、「最初」に対するルビの「さいしよ」と「はじめ」、「可恐い」に対するルビの「おそろし」と「こは」、「虚空」に対するルビの「そら」と「こくう」の混在は、底本通りです。
入力:門田裕志
校正:室谷きわ
2021年10月27日作成
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