底本:「鏡花全集 巻十四」岩波書店
1942(昭和17)年3月10日第1刷発行
1987(昭和62)年10月2日第3刷発行
初出:「中央公論 第二十七年第四號」
1912(明治45)年4月
※「聞き」と「訊き」、「悚然と」と「慄然と」、「云ふ」と「言ふ」、「處」と「所」、「尤も」と「道理」、「闇夜」と「暗夜」と「闇」、「乳」と「乳房」、「生命」と「命」、「一つ」と「一ツ」、「二つ」と「二ツ」、「裸身」と「裸」、「歴然」と「歴々」、「其の時」と「爾時」、「目」と「眼」、「些と」と「些と」、「呪詛れ」と「呪詛はれ」の混在は底本通りです。
※「私」に対するルビの「わたし」と「われら」と「わし」と「み」、「誰」に対するルビの「たれ」と「だれ」、「婦」に対するルビの「をんな」と「をなご」、「乳房」に対するルビの「ちぶさ」と「ちゝ」、「燈」に対するルビの「あかり」と「ともしび」、「電」に対するルビの「いなびかり」と「いなづま」、「掌」に対するルビの「たなごころ」と「たなそこ」と「てのひら」、「首」に対するルビの「かうべ」と「くび」、「矢張」に対するルビの「やつぱ」と「やは」、の混在は底本通りです。
※初出時の表題は「靄」です。
入力:門田裕志
校正:室谷きわ
2022年10月31日作成
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