心
漢那 浪笛
淋しき日悲しき思ひ
吾が心
弄
(
ろう
)
し去んぬる。
あわれその心のすむは、
落寞の森の
木
(
こ
)
ぬれか。
きゝなれし歌のしらべも、
今日
(
けふ
)
も又、
明日
(
あす
)
も消ゑゆく。
消ゑ去るを止むすべきなき、
この心、「総」むなしき。
出典:青空文庫(
https://www.aozora.gr.jp/cards/001666/files/1402_60902.html
)
青空文庫の奥付
底本:「沖縄文学全集 第1巻 詩
」国書刊行会
1991(平成3)年6月6日第1刷
初出:「沖縄毎日新聞」
1909(明治42)年4月23日
※初出の新聞で作品名として扱われている「心」を表題としました。
※表題は、底本では「待宵草」の見出しの次の行に、5字下げて2行取りの横罫の下に記載されています。
入力:坂本真一
校正:良本典代
2017年1月12日作成
青空文庫作成ファイル:
このファイルは、インターネットの図書館、
青空文庫(http://www.aozora.gr.jp/)
で作られました。入力、校正、制作にあたったのは、ボランティアの皆さんです。
keyboard_double_arrow_left
menu